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解剖学的に見るタイプ別筋トレ

解剖学的な視点で人体の弱点、または優位性を見ていきます。

 

 

筋力トレーニングにおいて解剖学的な視点を持つことは、より体の事を理解する事もできます。

まず私たちが生まれてきた元になる胚は精子卵子の受精でできた物です。

この胚は二週間~三週間で三つの層に区分されていきます。

 

この三つとは

  1. 外胚葉:皮膚の表面、感覚器官を形成します
  2. 中胚葉:骨、筋肉、心臓を形成します
  3. 内胚葉:腸粘膜、付属器官を形成します

 

 

これら三つのどの部分が発達するかで、身体的な体形を持つ個人が生まれてくる事になります。

解剖学人体グラフ

では実際に見ていきましょう。

外胚葉型

長型で肩幅は狭く、骨は細い傾向がある。脂肪も少なく、パッと見は虚弱体質に見える。

 

代謝を活発に促す為に体重を増やす場合はたくさん食べる事。

 

筋肉をつける場合、外胚葉型の多くの人は様々なトレーニングを続けてこなす事ができる。

 

これには外胚葉型特有のすばやく再生してすぐに回復するという傾向がある為です。

 

このタイプの場合、筋肉をつけるにはタンパク質が豊富な食事をたくさん食べる事です。

 

しかし、この型は脊柱周りが弱く、猫背タイプが多いのも特徴です。

 

腹筋も致命的に弱く、内臓を支えられない人もいます。

 

健康の為には筋肉、特に体幹を鍛えて姿勢を正しくする事が重要になってくるでしょう。

 

優位性としては神経系が発達している。

 

中胚葉型

筋肉質で分厚い関節と骨格を持っています。

 

また人体の先端部分が非常に強い人が多いのもこの型の特徴。

 

つまり前腕とふくらはぎが強く、人によって前腕と上腕のサイズに違いがみられない人もいる。

 

この型は女性にもいるが、男性に多く見られる。

 

男性に多い理由としてはやはり人間が生き残る為の進化の過程であったとされている。

 

基本的に運動は得意である。

 

しかし、長時間の種目や持久力が必要とされるスポーツになると苦手となる。

 

優位性としては筋肉と骨が発達している。

 

解剖学人体グラフ

内胚葉型

 

内胚葉型の人の体はまるみをおびている。

 

骨格は外胚葉型の人より若干太いぐらいである。

 

また筋肉は中胚葉型の人よりも厚みはない。

 

脂肪が発達している為に筋肉のカットが見えにくく、骨ばったところも少なく、イメージとしては柔らかな印象を与えてしまう。

 

つまり、この型のタイプは女性に多い型として有名である。

 

女性に脂肪が多い事は卵巣で作られる女性ホルモンの影響が関与している。

 

いつ妊娠してもいいようにエネルギーを脂肪として蓄えている。

 

ダイエットする場合は厳しくなり、あまりにも厳しいと健康を損なう可能性もあるので注意が必要になってくる。

 

健康と両立できなくなり、栄養不足に陥ったり等。

 

また脂肪により膝で苦しむ事もあるので、適度な運動は必要になる。

 

優位性としては消化器系が発達している。

 

 まとめ

※100% 外胚葉型、内胚葉型、中胚葉型の人というのは存在しません。

例としては内胚葉型と外胚葉型の二つで構成されている個人と見るのが正しいです。

 

自分にあった型は見つかったでしょうか。

 

ではでは

追記

あくまでこれは解剖学的な視点であります。

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