野球やボクシングなどに使えるバーベルツイスト
野球のような体幹をひねるような動きがある場合は回旋動作のワークアウトを取り入れて強化してみましょう。
ジムには様々なアスリートが競技の補強で筋力トレーニングを取り入れています。
野球選手としても現在は当たり前で僕の地元にはプロ野球の某球団と契約しているストレングスコーチがいるのでプロの野球選手も実際に来ています。
またオープン戦の時期などは試合前にジムで体を動かして試合に向かう選手もいます。
パワー打者は体を大きくする事で筋力を高めますが、回旋動作のワークアウトは忘れがちなので是非とりいれてみてください。
回旋動作の筋力強化としてオススメの種目はツイスト系です。
例としては
バーベルツイスト(ダンベルでも可)
立った上体から脚を開きます。
バーは三角筋後面の僧帽筋に置く。腕で回そうとせずに腹部から回旋するような意識を持つ。
ポイントとしては顔、胸と肩を保持させながらバーを左右に動かします。
慣れてきたらウエイトを増やして負荷を大きくしていきましょう。
例
12レップ~20レップ 3セット
競技者の場合、すべてのワークアウトの日に取り入れてよいと思います。
このエクササイズは右肩が前方の場合は右側の外腹斜筋、深層で左側の内腹斜筋に働きます。腹直筋の働きは微々たる活動なので他の腹筋種目と組み合わせながらメニューを作成する事をオススメします。
変化をつける方法としてはベンチ台で行うシーテッドバーツイストもありますが、こちらの方が腹筋だけに負荷を集中させやすいです。
ロシアンツイスト(プレートでも可)
画像のようにメディシンボールを両手に持ち体幹を左右に回旋させてボールを床につける。
基本的には床に座り脚を上げ、膝は曲げた状態で行って下さい。
プレートの場合、重たいのは避けた方がよいです。
体の横断面は忘れがちなので体幹部分は多角的なアプローチでワークアウトを行って下さい。
また横の断面を鍛える事で体幹の筋群も向上します。
現場でもやってる方は少ない気がするので取り入れてみてください。
※スポーツの補強としてワークアウトを行う場合、体幹部分というのは一部の要素にしかすぎません。
体幹部分だけ強くても肝心の下半身、またはその先の腕が弱いと体幹も機能しませんし、強いパワフルな動きはできません。
その為にもスクワットやベンチプレスでの筋力向上も必要になってきます。
またプライオメトリクスなどのパワートレーニングや、競技そのもののスキルを磨かなけばいけないのは言うまでもないです。