筋トレでつけた筋肉は使えない!?
少し前は多くの方がこのような言葉を語っているのを自分はよく聞きました。
使えない筋肉などなど。
結果から言えばこれは同じ筋肉である事に変わりはありません。
ただし、同じ筋肉でも筋肉をつけるまでの過程は少し違います。
例えばスポーツでつける筋肉というのは
反動を使って行います。
スポーツの動きでは、この反動を使って大きな力を出すのに対して
基本的に筋トレは反動を使いません。
※反動を使う事もありますが、この場合は一般的にチーティング(ズルをしている)と呼ばれます。反動を使う種目もあります。ケトルベルなど
これは両者正反対の動きをしているという事になります。
つまり筋トレで反動を使わない癖が身体につくと競技での活動レベルに支障が出る場合があるといえます。
これは当たり前です。
そもそも筋トレだけを行っているボディビルダーが別の競技に転向していきなり活躍できるワケがないです。
つまりスポーツの補強として筋トレを取り入れる場合は反動を使った種目も取り入れる必要があります。
①筋トレで筋肉のエンジンを上げる
②筋肉を上手に使える処方も必要になってくる
という事になると思います。
トレーニング科学の世界では筋力を伸ばす為に筋肥大を優先させます。
つまり②の筋肉を上手に使える処方がアスリートにはキーになってくるかと思われます。
その為には一般的には反動を使ったパワー発揮トレーニングであるプライオメトリクス、クイックリフトの種目を入れて効果を引き出すという事になると思われます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!