筋トレとスピード
筋肉をつけるとスピードは遅くなるのか?
と話題になることがありますね。
科学的な視点ではNOです。
実際に身体を動かすのは筋肉しかありえません。
筋肉は身体を動かすエンジンの役割をしています。
つまり筋肉がないと身体は動いてくれません
実際に世界最速を決める100mのスプリンター達は体重80キロはあります。
つまり
マッチョ
なんです。
三角筋やハムストリングなど発達した筋肉に目がいきます。
かつスプリンターは脂肪をそそぎ落しているので恐らくヘビー級クラスの筋量を持っているでしょう。
では筋量を増やすのがスピードを上げる事に直結するかとういえば経験の視点で見ればNOです。
筋肉を肥大させても筋力は並みの人はいます。
※ただし何もしていない一般人よりは強いです。
正確には筋量を増やす事により、獲得した筋断面積から筋力を向上させるのが答えであるという事です。
科学の世界では筋力は筋肉の断面積が太いほど筋力も発揮されるという答えがあります。
個人的にスプリンターを見ていると75~85ぐらいがベストではないかと思います。
室伏なども初速はボルトより早いと言いますしね。
※ しかし、短距離選手と違って長距離選手の場合は筋量を増やす事で体重の増加に繋がってしまうので、心肺的な持久力の負担になってしまうので体重は重くする必要はないです。
なんだか人体の不思議に近づいたようでワクワクしてきました。
こちらもスピードと筋力の関係です。