ベンチプレスにおける呼吸法
僕がバーベルベンチプレスにおいて使っている呼吸法にバルサバ法という解剖学的な生理現象があります。
コレは知らない方でも無意識に使っているかもしれません。
深呼吸した状態から空気を肺に大きく入れ込み、そのまま息を停止した状態で動作を開始します。
この呼吸法の大きなメリットとしては可動範囲を狭める事が上げられます。
バルサバ法
横から見た写真
通常
どうでしょうか?
バルサバ法の方が空気を吸い込んでる分、みぞおちから胸まで若干膨らんでるように見えませんか?
膨らませる事により、腹圧が高くなります。
つまり高くなった事により、バーを下ろす距離が縮みます。
距離が縮む=バーベルを反復させる回数が多くなる。
結果的に目標のセットクリア条件がしやすくなる。
という流れになります。
例えばベンチプレス50キロで10発3セットが目標だけど、10発3セット目になると8回しかできないって方はこの呼吸法を取り入れるてみて下さい。
また筋力アップ狙いの方にはオススメの呼吸法です。
正しくマスターすれば高重量ワークアウトには欠かせないテクニックになります。
腹圧が高まる事により脊柱も安定してくるので低レップ狙いにはオススメです。
例
1レップ~8レップ
8レップは息を止め続けるのは正直キツいです。
バルサバ法のデメリットとしてはトレーニング初心者にはオススメしません。
また行う場合は軽い重量から開始して下さい。
息を止めて行う為に血圧の上昇や脳貧血を招く危険性もあるので、健康目的、高齢者のトレーニーは絶対に行わないで下さい。