ベンチプレスの記録停滞
ベンチプレスを行っていると必ず停滞時期
が訪れます。
これには個人差があり、また何キロで停滞が起きるとは断言できませんが、ベンチプレスに関して言えば体重60~65ぐらいのレギュラーウエイトの成人男性であればベンチプレス70キロ~80キロというのが現場でも多いかのように思います。
ジムのレベルによっても変わりますが…….。
優れた指導者がいる場合は伸びも早いです。
僕が住んでる所はパワーリフティング経験者はいますが、指導できる人は少ないです。
※実際2人ぐらい?
トレーニングを開始して3年でも60キロ10発が限界なんてトレーニーもザラにいます。
停滞を打破できない方が殆どで、9割は打破できません。
残りの1割がコツコツと粘り強く行っているという感じです。
なぜ停滞を打破できないのか?
では停滞を打破できない方に共通する一つの選択ミスとは何か?
となると多くは
重量設定
です。
この重量設定とはあまり話題になりませんが、重量を追って行く上で重要なファクターをもっています。
この重量設定をいい加減に設定してしまうとトレーニング効果を最大限に得られる事ができません。
例えば50キロで10発2セット行う事が可能になりました。
次にあなたは何キロで行いますか?
ここで多くの方が60キロで行う光景を目にしてきました。
つまり50キロから60キロと重量を10キロ上げているのです。
多くのトレーニーが。
これは完全に設定ミスです。
重量が重すぎます。
解決策
50キロ10発2セット行えた!
よし!次は50キロ10発3セット目指すぞ!って気持ちでもいいぐらいです。
この3セット目を取れたら次は重量を2.5キロ上げようという感じで少しずつ強くなる事です。
どんなに重量を上げても5キロに抑えるべきです。
神経強化や重さ慣れの為に重量を10キロ上げるならまだわかりますが、その場合、レップ数を大幅に減らす必要がある為に身体が慣れていません。
つまりあなたの身体に10レップ取りから3レップ取りのギアチェンジを行う期間を設けるべきです。
この期間を設けずに始めても効果は現れにくく実際は遠回りをしてしまう事もあります。
特に10キロも上げるようなトレーニーは初心者に多いです。
重量設定を大幅に間違えると…
話は戻りますが10キロ上げてしまうと、まずフォームが乱れます。
これは単純にあなたにとって重量が重いからです。
つまり身体があなたに重いと教えてくれているのです。
フォームが乱れると効果を得られる事はできません
それでも無理に続けるとフォームがチーティングに慣れ始めます。
※お尻が浮いたり、バウンドさせて挙げる事
これが習慣化されると癖になり、やがて当たり前になってしまいます。
当然伸びません!
伸びなくて当たり前の事をやっているのです。
コレを続けると「俺には才能がないとか、コレ以上は上げられない」とか思いこんでしまいます。
重量を50キロから60キロに10キロ上げてもいい例外としては元々80キロ10発行えた人が一か月休んでいたので50キロから開始して軽く感じた場合などは問題ないといえるかと思います。
人間の身体は本当に不思議で筋肉は重さを記憶しているのです。
またグリップ、バーの距離、バーをどこに乗せるか?ラックの抜き方等、試行錯誤すればベンチプレス150キロは到達できるレベルだと思います。
まとめ
- フォームは乱れないような重量に設定しましょう。
- 焦って一気に重量を上げてもマイナスになる事が多いので。
- ベンチプレスに近道はないです。
- 瞬間的には一気に上がりません。
- 変なフォームの癖が体に染みつくと癖を抜くのが難しいです。
- これは焦って重量を一気に上げてしまう事が原因です。
- 早く上げてやろうと思い重量を一気に上げた結果、遠回りになってしまいます。
焦らずに自分のペースで行って下さい。